在米主婦の旅の記録

旅好きの気ままな旅の記録

スペインで食いだおれ その5ハエン

ハエンに到着した日。もちろん、ランチは下調べを済ませており、大聖堂の近くにあるレストランに目星をつけていました。ただ残念なことにたどり着いたら閉まっていて....

急遽そのレストランの真向かいにあったレストランへ行くことに

 

入口は分厚くて長いカーテンがかかっていて中の様子が見えません

外の熱気を遮断しているようでした

屋内には冷房はありませんでしたが、石造りのせいか、ひんやりと快適でした

息子さんとお母さんが切り盛りしている模様

夫はひよこ豆とソーセージの煮込みスープ

わたし、ラタトゥイユのようなトマトと野菜の煮込みスープ

 

これにパンをつけました

 

トマトの自然な甘みに驚いたスープでした。家庭料理みたいで美味しかった☺

 

この日の夜は、ホテルのレストランで食事をしたかったのですが、町中にも戻りたい気持ちが勝って、グルメスーパーにまず向かいました。止めておくんだったなぁ

グルメスーパーが少し中心地から外れていた事が不幸の始まりで、スーパーから大聖堂のあたりに戻る際、示された道順は街中の駐車場を突き抜けること。本当に行けるのか?恐る恐る地下に潜るものの、もちろん、都合よく突っ切ることなど出来ず、どこにいるのかも分からずまずは出口から地上へ。そのあとは古いヨーロッパの町特有のとても狭くて細い、ついでに勾配のキツイ道を行くようにナビされました。土地勘がないとは恐ろしいもので、車が本当に道にフィットするのか、本当にこの道を通り抜けて良いのか、車が壁や何かにこすりはしないかと終始ひやひやが止まりませんでした💦

 

そして行きついた先はその日だけ行き止まり。パトカーが複数待機。何も悪いことをしていないけれど、異国の地で肝を冷やしました

 

ただ、私達がいるのはニューヨークではなくスペイン。NYPDではなく、スペインのおまわりさんはとても親切で帰り道をちゃんと教えて下さいました☺この対応にはいたく感動✨旅にトラブルはつきものだけど、お巡りさんの優しさに救われた気分

 

アドバイスに従いなんとか中心地は抜け出して見慣れた道に出てきたものの、行きたい思っていたレストランに向かうには時間も遅く、くたくたで私はこの時点でホテルに帰りたいと思っていましたが、夫はスペインで食事を抜くなんて、絶対いやだからレストランに行きたい!とのこと。一食抜いても死なないと思う私とは意気込みが違いました💦もし、パラドール併設のレストランが予約なしで入れたらなんともらくちんだっただろうと思いながら、使えないスマートフォンを片手にない知恵を絞ります

 

そういえば、パラドールの手前にレストランがあったと奇跡的に思い出して、そこに行ってみることに。どうか営業していてと祈りながら到着するとなんとか遅い夕食にありつけることに!

入口にたくさんのミシュランステッカーが!(今年のステッカーはなし)

かなり広いレストランです。金曜日だというのに、先客はおらず、私たちだけ。中心地から離れているので立地のせいでしょうか?

余計なお世話ですが、お店が心配になる私たち

 

この時点で22時。あんまり重い食事は摂りたくなくて海老と卵とアボカドのスクランブルエッグ。かなりシンプルですが、これが美味しかった!

夫は新鮮なタコのソテー。スペイン料理の定番

絶妙な火加減でこちらもとても美味しかったです!

このレストランが再び活気を取り戻すといいなぁと勝手に願ってホテルに帰りました

goo.gl

 

翌朝、ハエン最後の食事はパラドールでの朝食

素敵な空間で食べると美味しいものがさらに美味しく感じられる☺

ここでは、ビュッフェ以外にも卵メニューやチュロスなどがあって、お願いするとあつあつを作って持ってきてもらえました☺朝からたっぷりの果物や甘いパンなどをいただいて大満足。朝からしあわせでした:)

 

なんやかんやでハエンでも美味しいもの三昧

本当にスペインは美食の国!!